2019年度 第4回「接着適用技術者養成講座」関係
講座テキストをダウンロードできます。
お申し込みと同時にファイルの開封パスワードをお知らせいたしますので、下記のファイルをダウンロードの上、開封してご使用ください。
このテキストは、約360ページで、約700枚のPPTが収録されています。
なお、講座当日は、カラー印刷、製本したテキスト冊子を配布いたしますので、印刷して持参いただく必要はありません。
第4回「接着適用技術者養成講座」案内
~社内で接着設計・接着管理技術の中核となる技術者を養成~
2019年7月3日(水)~4日(木)、16日(火)~17日(水)の4日間
東京工業大学 すずかけ台キャンパス
<参加申込受付中> <非会員受講可能>
研究会長 佐藤千明
講座長 原賀康介
1.「接着適用技術者養成講座」について
精密部品から構造部品まで広範囲の機器製造産業での接着接合の適用拡大に伴い、接着に要求される機能・特性は高度化し、信頼性や品質への要求も厳しくなっています。しかし、接着は完成後に接着性能の検査が困難で「特殊工程」に分類される技術であることと、接着接合に詳しい技術者を擁している機器製造企業は少ないため、接着接合に関する品質不具合は増加しています。
このような状況下において、今、接着接合の高信頼性化、高品質化が世界的レベルで要求されています。ドイツでは、鉄道車両における接着を対象として、DIN6701-2が施行されており、接着技術者および接着作業者の資格認定制度が義務付けられています。鉄道車両以外の機器についても、DIN2304で同様の資格認定が制定されています。これらの資格認定においては、EWF(欧州溶接連盟)が制定したカリキュラムに沿った接着教育が基本となっています。国際的には、ISO9002の接着版とも言えるISO 21368の改訂作業が進行中で、この改訂の骨子は、上記の資格認定制度の導入にあります。
そこで、このような国際的な資格認定の導入に備えるために、機器製造分野で接着技術に関わる技術者を対象として、2016年度から「接着適用技術者養成講座」を開催しています。本講座の内容は、EWFのカリキュラムの主要点を網羅しており、接着品質の向上と安定化に必要な要素技術(材料、強度・構造設計、接着工程、検査・品質管理など)とそれらの関連性について学び、製品の開発・設計・製造・品質業務に必要な知識を習得し、社内で接着設計・接着管理技術の中核となる技術者を養成することを目的としています。
なお、界面や化学、力学、統計などに詳しくない技術者にも理解しやすいように、理論に偏らず実践的な内容と考え方を説明します。
2.第4回「接着適用技術者養成講座」の実施要領
(1)実施形態
4日間、合計24時間の座学
1日6時間で連続2日間の講座を、前半、後半の2回に分けて開催します。
(2)日 程
前半:2019年7月 3日(水)、 4日(木) 10:00~17:30
後半:2019年7月16日(火)、17日(水) 10:00~17:30
※7月3日(水)講義終了後に、技術交流会(懇親会)を開催します。(無料)
※7月16日(火)講義終了後に、東工大佐藤千明研究室の見学会を開催します。(参加任意)
※今回、都合で一部欠席された場合は、第5回の講座で欠席部分を無料で受講いただけます。
(3)開催場所
4日間とも、東京工業大学 すずかけ台キャンパス 大学会館(地図㉗の2階)
交通アクセス:http://www.sok.titech.ac.jp/hp-zentai/access.html
構内地図 :http://www.titech.ac.jp/maps/suzukakedai/index.html
(4)カリキュラム
接着接合を用いた部品や製品の信頼性・品質は、設計と管理の良し悪しにかかっています。そこで、高信頼性・高品質の接着接合を行うために、接着設計技術と接着管理技術を構成する要素技術別に必要知識を解説します。
※講義の方針とカリキュラムの詳細は、こちら をご覧下さい。(一部変更となる場合があります)
(5)講師:
若林一民(エーピーエスリサーチ)
山辺秀敏(東京理科大学)
(6)受講対象者
①輸送機器、電機・電子機器、光学・精密機器をはじめとする各種機器や部品の組立に接着を用いる
設計・生産・品質関係技術者
②接着関連機器・設備メーカーや接着関連材料メーカーの技術者
(7)履修証明書
全カリキュラムを受講された場合は、履修証明書を発行します。
※今回、一部欠席され、次回欠席部分を受講された場合にも発行されます。
(8)自己確認テスト
受講内容のポイントの整理、理解度確認のために、受講後ホームページからダウンロードする形式で、自己確認テストを実施します(任意)。約1ヶ月後に模範解答をホームページにアップロードします。
(9)受講料(消費税別)
①構造接着研究会の法人会員は、1人目45,000円、2人目からは1名9万円。個人会員は45,000円。
法人会員リストは、こちらをご覧下さい。
②構造接着研究会非会員で日本接着学会法人会員、個人会員は、1人目6万円、2人目からは1名9万円
日本接着学会の法人会員リストは、こちらをご覧下さい。
③①②以外の場合は、1名9万円
※日本接着学会法人会員に配布される「催し物特別優待券」は使用できません。
※①②の割引対象者の1名は、最初の申込み者とさせていただきます。
※②③の場合は、受講者の所属企業は、継続的に最新の接着技術*)を習得いただくために、
原則として、受講の翌年度から構造接着研究会の会員となっていただきます。(翌年度の
法人会費は無料とします)
*)構造接着研究会会員は、年4回の講演会、年2回の見学会、年1回のシンポジウム無料で参加できます。(法人会員の無料参加人数制限:講演会、見学会は制限なし。シンポジウムは1名)
また、精密接着WGにも参加できます。
<参考>構造接着研究会法人会員の年会費
日本接着学会会員の場合 :6万円(非課税)
日本接着学会非会員の場合:9万円(非課税)
(10)接着技術者スキルアップ講座の開催
接着適用技術者養成講座の内容補強(基礎の基礎からセンスを身につけるため)を目的として、
接着技術者スキルアップ講座を開催しています。
接着適用技術者養成講座の受講生は、安価に受講できます。
※詳細は、https://www.struct-adhesion.org/skillup/ をご覧下さい。
(11)受講申込み方法
①受講申込フォームから、または、下部にあるメール申込みフォームでお申し込み下さい。
②申込み締切日 2019年6月28日(金)
※ただし、会場収容人数の関係で、定員(50名)になり次第締め切ります。
(12)受講料のお支払い方法
申込書受付後、請求書をお送りします。指定口座にお振り込みください。
お支払期限:2019年8月31日
(13)お問合せ
ホームページ右上の構造接着研究会事務局にお願いします。
お申し込みフォームの使用が不都合な場合は、下記をコピーペースとして、メールで原賀までお送り下さい。
====HP=== 受講申込書(メール用)(6月28日(金)締切)===HP====
個人情報保護方針*に同意し、第4回接着適用技術者養成講座に申込みます。
(1)会社名:
(2)聴講者氏名(ふりがな): ( )
(3)部署・役職:
(4)研究会会員等の区分:(○をつけるか、不要な部分を消してください)
・構造接着研究会会員(法人会員、個人会員)
・日本接着学会会員(法人会員、個人会員)
・上記以外
(5)連絡先
〒 住所:
E-mail :
電話番号:
(6)備考
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※・法人会員企業の方は、参加者数に制限はありません。
・複数名で同時申込の場合は、上記(1)~(6)を人数分記入願います。
・法人会員企業で割引となる一人目は、受付順で決めさせていただきます。
※E-mailの送付先 講座長 原賀 haraga-kosuke@kcc.zaq.ne.jp
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2020年度 第5回接着適用技術者養成講座の内容、関連資料等はこちらをご覧ください。
2019年度 第4回 接着適用技術者養成講座の内容、関連資料等はこちらをご覧下さい。
第4回養成講座のアンケート集計結果を掲載しました。こちらをご覧下さい。
2018年度 第3回 接着適用技術者養成講座の内容、関連資料等はこちらをご覧下さい。
2017年度 第2回 接着適用技術者養成講座の内容、関連資料等はこちらをご覧下さい。
2016年度 第1回 接着適用技術者養成講座の内容、関連資料等はこちらをご覧下さい。
【お知らせ】
台風等により、開催を中止(延期)する場合は、本ホームページに掲載しますので、直前のご確認をお願いいたします。