研究講演会・見学会・総会のご案内


来場/オンライン開催の選択制

2025年度 第2回研究講演会


 

■日時:8月20日(水)       13:10~16:50(予定)

 

形式:会場およびオンライン開催

 

■会場:お申し込みの際にいずれかをお選びください。

 【来場参加】ゲートシティ大崎 B1 ルームC(東京・大崎)

 https://www.gatecity.jp/access/

   【オンライン参加】ビデオ会議ツール「Zoom」を使用

    視聴方法は、開催前日にお申し込みいただいた方にメールでお知らせします。

 

■プログラム:

13:10~13:15 開会挨拶

 

13:15~14:55 講演1「UV硬化型易解体性接着を実現する分子デザイン

       信州大学 繊維学部 化学・材料学科 准教授 髙坂 泰弘 氏

 

本講演では、UV硬化性と易解体性を同時に実現するアクリル系接着剤の開発について述べる。易解体を実現する手法として、主鎖切断に伴う接着力低下・溶解性向上を利用する戦略がある。演者らはラジカル開環重合を利用して主鎖上にエステル結合を導入し、その近傍の側鎖にヒドロキシ基を配置する分子設計を考えた。UV硬化により合成した樹脂は、適切な触媒の共存下で側鎖-主鎖間の分子内エステル交換反応を起こし、選択的に主鎖切断した。これにより、穏和な条件下での易解体が達成された。

14:55~15:05  休憩 

 

15:05~16:45 講演2「接着接合部の疲労・クリープおよび湿熱劣化による複合劣化」

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 材料化学領域 材料基盤研究部門

    接着界面Gr. 招へい研究員 北條 恵司 氏

 

自動車の車体や航空機の胴体のような構造用の接着接合に焦点をあてた疲労やクリープなどの力学的負荷、および、湿熱にもとづく環境的負荷による複合的な劣化について説明する。接合部の劣化のメカニズムを検討し、それを正確に評価する方法について接合強度に視点を置いて解説しています。そして最新の研究事例を紹介しながら、接着接合部の耐久性がどこまでわかっていて、何が課題として残っているのかについても言及します。

 

16:45~16:50  閉会挨拶

 

17:15~    技術交流会(会費:税別2,000円、当日徴収)

        ※講演会終了後、技術交流会を開催いたします。多数のご出席をお待ちしております。

 

■参加費:構造接着・精密接着研究会会員 無料

※構造接着・精密接着研究会の企業会員は、参加人数に制限はありません。 

※構造接着・精密接着研究会の個人会員は本人に限ります。 

※構造接着・精密接着研究会の団体会員は登録代表者または代理の方に限ります。 

※構造接着・精密接着研究会の非会員の参加は、お申し込み受付後、研究会会長の承認が得られた場合、年間1回のみ参加を認め、1名につき20,000円(消費税込み)を徴収いたします。

 

■申込締切:8月6日(水)17:00

 

■申込方法:以下の申込ボタンからお申し込みください  

■問い合わせ先:一般社団法人日本接着学会 構造接着・精密接着研究会 事務局

〒225-0024 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町1065-7-106

TEL:045-414-2072 FAX:045-972-8887 E-mail:jimu@struct-adhesion.sakura.ne.jp

 

※プログラムは変更する場合があります。

※講演の様子を記録用に録画する予定ですので、予めご了承ください。 

※システムトラブルなどにより、画像・音声に乱れが生じた場合は、再配信はできませんので予めご了承ください。

※音声、画像は受講者でご調整ください。利用にあたってのサポートは致しかねます。併せてご了承ください。

※天災またはその他やむを得ない理由により開催を中止(延期)する場合がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。

 

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