構造接着・精密接着シンポジウムのご案内


オンサイト開催

第34回 構造接着・精密接着シンポジウム 

 2024年度のシンポジウムは「航空、船舶、自動車、建築等、産業機器分野の構造接着の動向と今後の展開」と題して対面方式関西地域で開催しました。2025年度のシンポジウムは対面方式関東地域での予定しております。

 本年度は構造接着だけでなく精密接着にも分野を広げ、「構造接着・精密接着の動向と今後の展開」と題して異分野の接着接合を先導する先生方に複合材料、接着および粘着接合に関わる化学/構造・プロセス・分子から構造レベルまでのシミュレーション等に関するご講演を行っていただきたく考えております。ご講演だけでなく先生方を交えたフリートークの時間も設け、各分野での課題とその解決策、どのような計測、分析、プロセス/シミュレーションがあればうれしい等の提案や期待について活発な議論をしていただきたく考えております。接着はつなげる/つながる学問・技術であり、様々な産業分野で活用され、かつ異分野でのつながり(情報交換)が期待できます。開催場所も多くの方が参加できる大きな場所を準備しております。

 ぜひ1年に1回のシンポジウムですので、多くの方に対面参加いただき、様々な分野の方とつながる(情報交換できる)ことを期待しております。

■開催日時:2025年10月21日(火)9:25~17:45(予定)

 

■開催形式:会場開催のみ 

(ハイブリッド等の対応は行いませんので、皆様、会場にお越しください)

 

■会場: 工学院大学 新宿キャンパス 3階 アーバンテックホール

https://www.kogakuin.ac.jp/facilities/campus/shinjuku/access.html

 

■主催 (一社)日本接着学会 構造接着・精密接着研究会

■協賛(公社)自動車技術会、(一社)色材協会、日本接着剤工業会、(一社)エポキシ樹脂技術協会、(公社)高分子学会、(公社)精密工学会、(一社)日本航空宇宙学会、日本電子材料技術協会、(一社)日本レオロジー学会、(公社)日本材料学会、日本信頼性学会、(一社)日本複合材料学会、(一社)溶接学会、(一社)強化プラスチック協会、(一社)日本機械学会、(一財)舟艇協会、(公社)日本包装技術協会、(一社)プラスチック成形加工学会、(一社)日本塑性加工学会、(国研)産業技術総合研究所、(国研)物質・材料研究機構、(一社)電気学会、(公社)日本化学会

■後援  日本包装学会

■テーマ:構造接着・精密接着の動向と今後の展開

 

■プログラム:

  9:25~ 9:30   開会挨拶

  9:30~10:30  講演1:「分子から破壊力学まで ―複合材接着の新たな学理構築」

                            東北大学  岡部 朋永 氏

 

10:30~11:30  講演2:「調整中」

                            金沢工業大学  鵜澤 潔 氏           

 

11:30~11:40     休憩

11:40~12:30     フリートーク 

12:30~13:20     昼休憩

 

13:20~14:20  講演3:「紫外線硬化接着剤の硬化応力シミュレーション開発の取り組み」

                            芝浦工業大学  苅谷 義治 氏

UV接着剤の硬化応力計算では,液体からゲルを経て固体へ遷移する過程の複雑な緩和挙動を再現する必要がある.しかし,汎用FEMコードには,このような硬化に伴う複雑な緩和挙動を忠実に再現する機能がないことに加え,短時間に変化する硬化過程の観察が難しく,その硬化過程を記述する構成則は未だ確立されていない.本研究では,硬化中の緩和過程を実験により調査し,この結果を基に,独自開発した硬化応力計算プログラムの開発について紹介する.

 

14:20~15:20  講演4:「界面現象の理解と材料設計のためのソフトウェア技術」

                            株式会社JSOL   小沢 拓 氏

分子スケールからマクロ特性までをつなぐマルチスケールシミュレーションとデータサイエンス技術を活用した材料設計の取り組みを紹介する。界面現象を含む多様な材料を対象に、最新のソフトウェア技術とその解析事例や研究動向を概観し、接着を含む複雑現象の理解と材料設計における現状の可能性および今後の展望について、参加者とともに議論する機会としたい。

 

 

15:30~16:30  講演5:「粘着特性から見た精密接着(微小部位固定など)」

                            リンテック株式会社  鈴木 伸哉 氏

粘着剤は圧力を加えるだけで即座に接着性を発現するという利点がある一方、接着剤よりも接着強度が低く、製品構成や使用条件によっては浮き剥がれ等の懸念がある。精密接着の信頼性向上を目的に、粘着剤の粘弾性、タック、一軸伸長などのバルク特性と、浮き剥がれ現象を再現しやすい定荷重性試験(静的荷重をかけ、経時でのズレ量を観察する方法)を用いて検討した結果について報告する。

 

16:30~16:40  休憩

16:40~17:40  パネルディスカッション 

17:40~17:45  閉会挨拶

 

18:00~20:00     技術交流会/名刺交換会

 

※シンポジウム終了後、18:00から技術交流会(会費:税別2,000円)を開催いたします。

 多数のご出席をお待ちしております。

※プログラム、講師等は変更することがあります。

 

■参加費(消費税別):

構造接着・精密接着研究会 企業会員:1名無料、2人目から10,000円/人

構造接着・精密接着研究会 団体会員:1名無料

構造接着・精密接着研究会 個人会員:無料

日本接着学会会員(構造接着・精密接着研究会非会員):20,000円

構造接着・精密接着研究会、日本接着学会、共に非会員:25,000円

※日本接着学会の優待券は使用できません。

※領収書は振込受領書をもってかえさせていただきます。 

 

参加費のお支払い:

有料の方には、後日、請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。

 

■申込締切:10月7日(火)17時

 

■申込方法:以下の申し込みボタンからお申し込みください    

※天災またはその他やむを得ない理由により開催を中止(延期)する場合がございます。その場合は当サイトにてお知らせいたします。